不動産登記簿謄本(登記事項証明書)の請求方法について教えてください。
不動産登記簿謄本(登記事項証明書)の請求方法は、下図のとおり、大きく分けて、
①法務局の窓口に出向いて請求する。
②法務局に郵送で請求する。
③オンラインで請求する。
方法の3つがあります。
なお、①の場合は、不動産の所在地を管轄する法務局(登記所)以外でも取得できますが、②の場合は、不動産の所在地を管轄する法務局(登記所)に対して請求することになりますので、注意してください。

法務局で請求する方法について
最寄りの法務局(登記所)で請求書に必要事項を記入し、手数料分の収入印紙を貼り付けて窓口に提出すれば、取得できます。
また、法務局によっては証明書発行請求機が設置されており、請求書の記入をせずに端末を操作することで請求することも可能です。
請求書は、以下の法務局のホームページからダウンロードすることもできますので、参考にしてください。
法務局ホームぺージ➡法務局|登記事項証明書 登記簿謄本・抄本 交付請求書 [PDF]
なお、交付請求書の書き方については、下図を参考にしてください。



郵送で請求する方法について
郵送で請求する際の手順は、以下のとおりです。
①請求書をダウンロードして必要事項を記入する。
②請求書に600円分の収入印紙を貼付する。
③返送先を記載し、切手を貼付した返信用封筒を準備する。
④請求書と返信用封筒を同封し、不動産の所在地を管轄する法務局(登記所)宛に郵送する。
郵送後、請求書などに不備がなければ、送付から1週間程度で登記簿謄本(登記事項証明書)が返送されます。
なお、管轄の法務局を探す場合は、以下の法務局のホームぺージを参考にしてください。
法務局ホームぺージ➡法務局|管轄のご案内
オンラインで請求する方法について
オンライン請求する際は、「登記・供託オンライン申請システム」を利用します。同システムは、以下のホームぺージからアクセスできます。
法務局ホームぺージ➡登記・供託オンライン申請システム 登記ねっと 供託ねっと
オンラインで請求する手順の概要については、以下のとおりです。
①「かんたん証明書請求」をクリックする。
②「登記事項証明書 (土地・建物)/地図・図面証明書」をクリックする。
③請求情報を作成する。
④手数料を納付する。
⑤郵送または窓口で受け取る。
具体的な手順については、以下の法務局のホームぺージにわかりやすく記載されていますので、参考にしてください。
法務局ホームぺージ➡登記事項証明書(土地・建物)、地図・図面証明書を取得したい方:法務局
まとめ
不動産登記簿謄本(登記事項証明書)は、相続や確定申告などいろいろな場面で必要になりますので、取得の際には、上記の請求方法を参考にして取得してください。
