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~身近な人の死後の手続き~ 親や祖父母などが亡くなった時に必要な手続きについて教えてください。
一般的に必要な手続きについては以下のとおりです。故人によっては該当しないものもあります。チェック表としてお使いください。亡くなった方が会社員の場合は、遺族が会社に提出または返却するものがありますので、会社からの指示に従っ […]
亡くなった父の遺産分割をした後に、父が連帯保証人になっていたことがわかりました。連帯保証債務も相続の対象になるのでしょうか。
被相続人が連帯保証人になっている場合、基本的にはその立場を相続することになります。 例えば、知人(主債務者)が金融機関や消費者金融からお金を借り入れる際に、お父様が連帯保証人になっていた場合、連帯保証債務も相続することに […]
遺言書を作ることを考えています。どのような準備と段取りが必要でしょうか。
次の準備と段取りをしましょう。 ①相続財産に何があるのかを書き出す。②相続人が誰かを明確にする。③遺言の内容を決める。④遺言の形式を決める。 ①相続財産に何があるのかを書き出す。 相続財産をすべて書き出すことなく遺言書を […]
相続人である私に相続分のない公正証書遺言が見つかりました。どうしたらいいでしょうか。
結論としては、相続人には、「遺留分」という権利が保障されており(民法第1042条)、遺言書によってそれを下回る遺産しかもらえない場合には、もらい過ぎた人からその分を取り返す「遺留分侵害額請求」をすることができます(民法第 […]
子どものいない夫婦が財産を配偶者に相続させるには遺言書を作った方がよいでしょうか。
結論としては、夫が生前に全財産を妻に相続させる旨の遺言書を作っておけば、相続開始後、遺言書を使って相続手続きができるので、遺言書を作っておくとよいでしょう。また、妻も同じく、生前に全財産を夫に相続させる旨の遺言書を作って […]
遺言書を作成する場合、遺言執行者の指定をした方が良いのでしょうか。
遺言執行者とは、遺言内容を実現する役割と権限を有する人です。 結論としては、以下のとおり、遺言内容によって遺言執行者の指定の必要性は変わってきます。 ⑴遺言執行者の指定が必要な場合 ①婚姻外の子の認知を遺言によってする場 […]
遺産分割協議後に遺言書が見つかりました。既に行われた遺産分割はどうなるのでしょうか。
先日、実際にこのようなご相談を受けました。 被相続人(亡くなった人)が自筆証書遺言を作成していた場合、その事実を誰にも告げずに亡くなってしまうと、相続人が遺言書の存在に気付かないまま遺産分割協議を行ってしまうということは […]
相続時に不動産を共有名義にすることのデメリットについて教えてください。
主に以下のようなデメリットが考えられます。 ①1人では共有不動産の売却等はできません。共有不動産について、処分行為(売却、増改築、その不動産を担保に入れてお金を借りるなど)をするには、共有者全員の同意が必要になります。例 […]
生前、デジタル資産を持っていると言っていた父が亡くなりました。デジタル資産にはどのようなものがあるのでしょうか。
デジタル資産の種類は多岐に渡り、ネット銀行(オンラインバンキング)の口座に入っている預貯金をはじめ、電子マネーやキャッシュレス決済のチャージ残高、オンラインで取引中の株式や投資信託、FXなど様々です。ビットコインなどの仮 […]
数次相続とはどういうことでしょうか。
下の相続関係図を例にしてご説明します。 数次相続とは、被相続人祖父Aの相続(第1の相続)が開始した後、遺産分割や相続登記などの相続手続が終わらないうちに、相続人Dが死亡し、次の相続(第2の相続)が開始してしまった状態のこ […]